就活生に絶対に伝えたい就活で成功するコツ。

僕は新卒のとき就職活動にけっこうのめり込みました。そもそもは説明会・セミナー・リクルーター面談・OB訪問などを通じて新しい世界が広がっていく感じにわくわくしました。でも、最初から最後までモチベーションを落とすことなく楽しめたのは、ある考え方を身につけてコツを掴んでからほとんど面接に落ちることがなくなったからだと思います。ゲームをクリアしていくような感覚でした。

そのコツをまとめておきます。ちなみに、僕もこれを伝授した妹も希望していた業界の最大手に就職できました。転職したときも同じです。

 

*あくまで、就活のプロでも人事のプロでもない一個人の経験談によるものなので参考までに。

二つのコツ

「過去と今と未来が一貫した魅力ある自分ストーリーを語ること」ができ、「その会社で働きたい情熱を示すこと」ができれば面接はほぼ突破できます。つまり、事前準備が超大事。

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 「過去と今と未来が一貫した魅力ある自分ストーリーを語ること」

自分が面接官であれば、過去(今までの経験)と今(現在の価値観や行動)と未来(会社に入ってしたいことや自分の目標)につながりのあるストーリーであるか、そしてそれが魅力的で説得力のあるものであるかを意識して話を聞くだろうと思いました。先輩にもそんなようなこと言われた気がするし、就活セミナーみたいなものでもよくそんな話を聞いたからだと思います。そして、実際に面接を受けた感覚として、採用側は過去・今・未来の一本軸を集中的に意識して質問しているんじゃないかと思うくらいでした。

短い面接の中で効率よく応募者を判断するために聞く質問の軸として、この過去と今と未来を意識することが面接官側にとっても効率的な方法なんだと思います。会社で活躍してくれる姿も想像できるし、上司にもその人を採用する理由が説明しやすい。

ではどうやって過去と今と未来を繋ぐのか。

もちろん、ひとりひとりにストーリーがあってテンプレートがあるわけではなく(あったとしても面接官に響かないと思いますが)、自分を掘り下げ未来に対する情報を収集して想像する必要があります。つまり、これが自己分析と企業分析(業界分析)です。

いきなり自己分析と企業分析(業界分析)って言われても、なにをどう分析したら良いのかわかりにくいですが、自分の過去と今と未来を繋がるためのものと考えるとうまくいくと思います。

過去と今と未来が一貫した採用したくなる自分ストーリーを作る方法

就活ゲームをクリアするために大事なことは「面接官に自分がその会社で活躍している姿をイメージさせるストーリーを話すこと」です。

そのためには「会社のこと」と「自分のこと」の両面を知る必要があります。OB訪問や企業説明会などにいって「会社のこと」を情報収集し、人と話したり内省したりして自分を掘り下げ「自分のこと」を知る。つまり、企業分析と自己分析です。

そして、企業で活躍する自分像(採用者が採用したくなるような姿、かつ自分がわくわくする姿であることが好ましい)を描いて、それを納得させる材料(経験やスキル)を自分の中から掘り起こして繋げるのです。

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例えば、

「仕事の大変なこと、辛いことは何ですか?どう乗り越えましたか?」

→それに似た自分がぶつかった壁を乗り越えた経験を掘り下げる

「どんなときにやりがいや喜びを感じますか?」

→自分が同じようなやりがいや喜びを感じたことを掘り下げる

「御社のビジネスの魅力は何ですか?」

→そのビジネスに惹かれている理由や自分との共通点を考える

などなど。そうしてつながりのあるストーリーを作っていきます。

新卒の学生は普通、社会人と同等の経験は中々していないはずなので質問して聞いた答えの抽象度を高めて自分の経験に置き換えれば良いです。

例えば、海外営業の人に

「仕事の大変なことは何ですか?どう乗り越えましたか?」

と聞いて

「違う国の人のニーズに合わせて提案する必要があること。こちらの考え方とはずれていることも多々あってそれをすり合わせるのが難しい。以前、日本流を押し付けてもめたてしまったことがあった。そのときは相手の話をよく聞き、相手のやり方を尊重することで信頼関係を築き、お互いが合意できる点を見つけることができた」

と返ってきたとします。(具体的な内容は忘れましたが就活中こんな話を聞きました。)

これはつまり「価値観の違う人と協働する力が必要」ということだから、何でも良いから人と何かをやり遂げた経験を話せば良いわけです。バイトだって、サークルだって、学生団体だって、部活だってなんだって良い。自分らしさのある形で「価値観の違う人と協働する力」について具体的に語れば経験は何だって良いわけです。自分の話は具体的に。これができれば、面接官はあなたがその会社で働いて活躍している姿を想像できるわけです。

これを繰り返していくとわかるんですけど、どんな会社の人でもけっこう似たり寄ったりのことを言うことに気づきます。「関わる人が多様だから、価値観が違う人とも協働することが大事」とか「ときに気合と根性で乗り越える力が必要」とか「チームでやり遂げたときにやりがいを感じる」とか「お客さん(もしくは他部署の人など)が無理だと思ってたことをやり遂げたときにやりがいを感じる」とか「自分の提案にお客さん(もしくは他部署の人など)が喜んでくれて感謝してくれたときに喜びを感じる」とか。少し抽象度を上げると似たり寄ったりです。いくつかのパターンに集約されている。

ということで、一度どこかの企業向けに自分ストーリーを作り上げると少しだけ味付けを変えるだけでどの企業でも話せるようになります。

そのために、最初はいろんな人にたくさん質問しまくってみてください。それからたくさん内省してストーリーをつくり、人にたくさん話してみる。最初は自分自身が納得いかなかったり、作った感丸出しのストーリーになると思います。だれが話しても同じようなストーリー。

海外で活躍したいです→国際系のサークルで代表やってました。まとめるの大変でしたが、多様性の中でいろんな人の話を聞いて、より良い提案をして最後にはうまく目標達成することができました→だから御社の国際ビジネスでも、、、

みたいな。

サークルの代表とかの肩書きってあまり重要じゃないんですよね。その人がどういう人間なのかが大切。具体的にどういうことに悩んで、どういう行動をできる人なのか。そして、どういう結果になったのかが見えないとダメです。自分らしさが大切。

僕も最初は全然うまくできませんでした。でも、何度も何度も繰り返し真剣に自分自身について考えて、人に話してフィードバックをもらいました。すると次第に揺るぎない自分の価値観だったり、自分の問題解決の行動パターンだったりが見えてきます。社会で巡り逢う多様な問題は、本質的に似たり寄ったりのことも多いですが解決の方法は人それぞれ。強みや弱み・行動パターンや思考パターン・経験などによって違います。良い営業といっても、たくさん話す人もいればとにかく話を聞くって人もいますしね。

まとめると、「企業(仕事)のこと」を調査して「自分のこと」を深堀することで、それぞれの個性あるストーリーを作るということです。真剣にやっていくと次第に確信を持ったストーリーが出来上がり、自信を持って話せるようになるので面接官にも響くようになります。

「その企業で働きたい情熱を示すこと」

過去と今と未来をつないだストーリーがあることはまず必須ですが、どの企業に面接いくにしても自分ストーリーには大差が出ないと思います。具体例が違うだけです。

例えば、

SEの人に話を聞くと「お客さんと営業とチームを組んで、様々な折衝をして落としどころを見つけ、全員にとって最良のシステムをつくっていく」という話をしてくれますし、

化学系メーカーの営業の人は「最終製品メーカー(お客さん)と技術者との間に入って、様々な折衝をして落としどころをみつけて、全員にとって良いものを作っていく」という話をしてくれます。

これって結局、様々な利害関係のある人たちとチームを組んで、より良い落としどころを見つけて、最高の目標を達成していくってことで、本質的には同じなんですよね。扱うものが違うだけです。(少なくとも就活をしている時点ではそう感じたし、その認識でうまくいきました。)

具体例の部分だけ、自分ストーリーを語るときにカスタマイズすれば良いだけです。

なので企業の人は大概最後にこう聞きます。

「それって○○社でも(○○業界でも)似ていると思うんだけど、何でうちなの?」って。

だから、最後はその企業に入りたい理由やその業界に興味がある理由を熱く語れる必要があります。そこで働く人が魅力的だから御社!でも良いし、とにかく昔から御社の車が大好きだから御社!でも良いし、プログラミングが大好きでゲームを作りたいからこの業界!でも良い。論理より直感的な部分で良いので、とにかく情熱が伝わるように話すことが大事です。

ちなみに、

本当に情熱がある分野が一番良いけど、

情熱なくてもそのふりをする

その業界で活躍している自分を想像してわくわくする

できるようになるまで練習する

なんどもやっていると自分を洗脳できます。

合わない企業に入ったら不幸だとかそういう意見もありますが、新卒のときは、仕事なんてやってみないとわからないし、企業のことなんて入ってみないとほんとの意味ではわからないので受かってなんぼだと思います。

ほんとに情熱ないときは伝わりませんね、やっぱり。

最終面接で落ちたときは大概そのパターンでした。なんか嫌だなこの企業、って思ってるときは落ちますね。

もちろん第一印象も大事

当たり前ですが第一印象は大事です。面接という短時間で相手を落とさなければなりません。まず、不快に思われたら終わりです。一緒に働きたいと思ってもらう必要があるわけです。

少なくとも

  • 清潔感がある
  • 身だしなみがしっかりしている
  • 明るい(ハキハキしている)
  • 前向きさ素直さが感じられるか(言葉の選び方など)
  • 礼儀正しい
  • 常識がある

といった態度は必要だと思います。最低限の条件としてですね。

僕は友達とハキハキ話す面接練習をしたりもしました。最初はぎこちなくてもだんだん自分なりの形が見えてきて自然にできるようになりますよ。

採用者もそう言ってます

実はずっと人事の人に採用の基準を聞いてから今回の記事みたいなこと書きたいと思っていたんですけど、ずっと機会を作らず仕舞いでいました。たまたまこのブログを読んで採用者側が考えていることに触れ、ちょっとだけ確信に変わったので書いてみました。 この記事すごくおもしろかったです。

www.otonan.com

面接官を経験して感じたことは、面接者のほとんどが「いくつか受けてどこかに雇ってもらえばいい」という考えの方が多かった事。私との会話が終わったら、次の企業に行って同じような面接をするんだろうなぁという空気が漂っていました。

だから・・・

自分がしてきたこと、これからやりたいことが、私の会社と結びつかない人が多かったんです。

まさに過去と今と未来のつながりの話が求められています。

その後、会社に来てもらって社長と直接面接になりましたよ。社長は気さくな方なので、採用者を絞ったポイントを色々話してくれました。

まとめるとこんな感じでしたよ。

・会社で何をしたいか、どうなりたいか目標がある

・素直に意見を聞いて成長できる性格か

・自分の考えを持っているか

・健康で体力があるか(これは私の会社独特のものかも)

未来をしっかり想像しているか?

一緒に働きたいと思えるか?印象は悪くないか?

過去といまと未来をしっかり考え、自分なりのストーリーを持っているか?

ちなみに僕が就活していたときも「健康で体力があるか」は重要だなと思いました。いろんな業界の人に話を聞きましたが、大変なときは必ず根性とか体力勝負という話はされていました。頭脳労働と思えるコンサル業界もです。

体力ある話は持ちネタとしてあると強いです。僕は受験期も部活と両立して睡眠時間5時間で半年勉強しましたとか留学中も部活しながら寝る間を惜しんで勉強しましたとかいった話はかなりうけました。サラリーマンと教員を経験しましたが、どちらも体力とかエネルギーはめっちゃ大事です。

まとめ

  • 過去と今と未来が一貫したストーリーを作ることが就活のコツ
  • そのためには、OB訪問や企業セミナーなどを自分の足を動かした情報収集や深い内省は欠かせない
  • 情熱を伝える(練習をする)
  • 第一印象も大事

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