教員1年目の給料(年収・月給・ボーナス)について

多くの人が一度は憧れる学校教員という仕事。未来の子どもたちのために尽力し、感謝されるとてもやりがいのある仕事である一方で、ブラックとも言われる教育業界。新卒で教員になるという方も、転職して教員になってみたいという方でも、労働時間や給料等が気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、僕自身が教員として、実際にもらっていた給料の紹介に加え、教員ライフスタイル、教員の向き不向きについてを書きます。教員になりたいと思っている方の悔いのない意思決定のヒントになれば幸いです。

実際に1年目にもらっていた給料について

給料の前提

民間企業で、2年間社会人経験をしました。臨時免許状を発行してもらって教員をしていたので、肩書きとしては、公立学校の助教諭という立場でした。これは常勤講師とほぼ同じで、この条件だと、おそらく新卒正規の教諭と同じくらいなんじゃないかと思います。

よく非正規(講師や助教諭)と正規で採用されている先生でも、ほとんど仕事の内容は変わらないのに待遇はだいぶ違うという話を聞きますが、1年目2年目はそんなに変わりません。ただ、経験5年目くらいの30歳の常勤講師の先生と僕の給料が大差なかったので、正規が年功序列で上がっていく一方で、非正規はほとんど上がらない仕組みです。

また、翌年、その講師の先生が採用試験を突破し、正規の教諭になったところ、30歳で月給5万円、1回あたりのボーナス10万円アップしたといっていました。年収でいえば約80万円アップということになります。

教員1年目の一月の給料

ざっくりと書くと、
・基本給が約21万円
・地域手当約10,000円(東京だと23 区・多摩地区は、(給料月額+扶養手当+管理職手当)×20%。たぶん5万くらいになると思います。)
・通勤手当約10,000円
・住居手当約25,000円
・教員調整額約10,000円*見込み残業額のようなもの。
額面の合計は26万5千円くらいでした。
ここから税金など控除されて手取りが19万円ほど。

これに加えて、中学生の場合は、部活動土日勤務日数×3000円。僕の場合は7日は部活動があったので約2万円で、だいたい手取りは約21万円弱でした。

教員1年目のボーナス

夏は1年目なので額面10数万円、手取りで8万円くらい。
冬のボーナスは約2ヶ月分で額面51万円、手取りで40万円くらいでした。

世の中の平均より低くなりすぎないように、民間のボーナスが上がると、特別手当がもらえます。僕の場合は、手取りで約3万円もらえました。景気が良くなると公務員の給与も上がるんですね。

年収

ざっくりと額面での年収を計算すると、
(月給額面26.5万円+月の部活手当2万円)×12 + (ボーナス夏12万円+ボーナス冬50万円)= 約400万円
こんな感じになりました。
ちなみに校長先生の年収は約800万円〜1000万円だそうです。校長先生が教えてくれました(笑)

*追記:確定版の1年目の給料
住民税の決定通知書によると、1年目の年収に関わることは以下の通りでした。
給与収入3,860,000円
ちなみに教員2年目の給料は438万円でした。(2年目からは夏のボーナスが満額貰えること、講師契約だと退職金の積立がなく、毎年支払われることから、2年目は大きく上がります)

ちなみに公務員の給料は公開されているので、各自治体のHPに行けば、自分の年齢でいくら給料がもらえるのかはざっくり計算できます。

適正年収か

googleで検索してみると、
25-29歳の平均が約383万円
55-59歳(男性)の平均が約652万円
となっているので、平均年収少し上くらいを担保してくれているといったところ。正規で採用されれば安定はしています。

判断材料として、世の中の平均年収と比較するのも良いですが、自分の市場価値と比較することでより冷静に判断ができると思います。MIIDASというサイトでは、学歴・職歴を入れるだけで、自分の市場価値を測定してくれて、平均年収を推定してくれます。

教員のライフスタイル

もちろん、仕事を選ぶ上では給料だけでは、ライフスタイルも重要な要素。特に「教員はブラックだ」と叫ばれることも多く、心配されている方も多いのではないでしょうか。

正直、僕が教員をやっているときは、部活動があまりに忙しく、土日の休みはほぼなく、月の残業時間は80~100時間。一方、学期中がめちゃくちゃ忙しい変わりに長期休暇はかなり余裕がありますし、長く休みも取れます。長期休暇は平日の時間外は0ですし、小学校の先生や部活指導のない先生は、夏休み丸々1ヶ月休んで海外旅行にいく強者もいます。また、最近は、労働環境改善が声高に叫ばれており、だいぶ改善してきています。教員時代の2年目は休みも増えました。

僕の友人は、給料にはやや不満を持ちつつも、長期休暇を取れるこの働き方が好きで、なによりやりがいがあるから続けられるという方も多いです。人によって最高の環境は違うので、自分の性格とか価値観に基づいて選ぶことが大切ですね。

教員向き不向きを考える

一度、教員になってしまうと、その後のキャリアの選択肢が狭まってしまうのも事実。転職に慎重になる方も多いのではないでしょうか。僕は、特に教員という仕事は向き不向きがはっきりしている仕事のように思います。子どもが好きである/教えることが好きである/子どもたちの未来のために働きたいという想いが前提の上で、「人前で話すことが好きだ」「保守的な組織で働くことが得意だ」「人間を相手にできる柔軟性がある」など、自分らしく働けるかも重要です。

自己分析をする

どんな転職でもそうですが、自分を知ることとキャリアを決めることは切っても切り離せない関係。そういうときに、とても役に立つなと思うのが、性格診断ツールです。出てきた結果を元に、自分自身とやりたい仕事がマッチするかを考えるタネになるからです。

おすすめなのが、リクナビNEXTのグッドポイント診断。僕はこの診断結果は、「柔軟性」「現実思考」「受容力」「冷静沈着」「親密性」でした。解説を読むと教員も合っていたと感じさせられます。

ぜひ教員というキャリア選択をする上でもMIIDASの年収測定とリクナビNEXTのグッドポイント診断は使ってみてください!

*20代で転職を考えてる方はこちらの記事もどうぞ。
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