時代が変わってるんだから当然生徒が身につけるべき力も変わる。そして教員に求められる力も変わる。

先日発表された新学習指導要領でもアクティブラーニングを全教科で導入するといっているように、勉強を手段として身につけるべき力が変わってきています。知識を効率よくインプットしてそのままアウトプットする力ではなく、課題を創造的に解決する力へ。

ここ20年前くらいまでは、知識をインプットしてその通りにこなす力が求められていたから、学校教育もそれに応じた形でした。素早く解説書の内容をインプットして、その通りにモノを効率良く作る時代。

一方で今の時代。単なる知識は覚えなくたってネットですぐに検索可能。付加価値のない知識のインプットとアウトプットはロボットにとって代わられる時代がすぐ目の前に来ています。

生徒が社会にでたときに必要な力は、解のある与えられたテストの点数を取るための知識のインプット・アウトプット力ではありません。新しい課題を自立的に解決する力であり、そのための知識を自分で選択して学び編集する力。

そうなると教師の役割も変わってきます。今までは、知識を効率良く知識を教えるプレゼンテーターが求められていたかもしれませんが、これからは生徒の学びを促すファシリテーターの役割、生徒のモチベーションや感情と向き合うコーチ、生徒の到達目標に導くマネージャーのような役割が求められると思います。

「教える授業」から「教えない授業」へ。

↑ ICTを使った教育について考えるワークショップに参加してきました。

「2020年、ICTの発展によってどんな変化が起きるか。」

映像授業、教科書の電子化、アプリを使った学習、今まで先生の力技のもとでやっていたことはICTにとって代わられます。知識の享受は、生徒が好きな先生を選んで映像でみれば良い。わかりやすいプリントを全国でどんどん使いまわしていけば良い。つまり、解があるものはICTにお任せする。すると、生徒によってはモチベーションや感情といった面が問題になってくるかもしれない。学校という場は、先生と生徒の人間対人間の信頼関係で成り立っている部分が大きいと考えるからです。

そうすると、先生の役割は、そういう人間的な面をケアすることや知識の享受ではない課題解決手法や課題解決のための選択肢を見せることが求められるのではないかと思います。それは繰り返しになりますが、生徒と先生の対話によるコーチングであり、生徒対生徒の対話を促すファシリテーターであり、生徒たちが取り組む課題解決に共に取り組む仲間でありマネージャーなわけです。

こんなことを考えていると、せっせとプリント作ってテストでそれなりの点数を取らせて、満足している場合ではないように思えてきます。

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